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植野社長がメッセージ

バンドー化学、「創立 118 周年記念式典」を開催

工業用品 2024-04-12

 バンドー化学は4月12日、本社事業所で「創立118周年記念式典」を実施した。式典では植野富夫社長をはじめ、役員、従業員が出席した。なお、式典にあわせて、「業績表彰」や永年勤続従業員への「リフレッシュ・ファンド」などの表彰を行った。

式典の様子


 ■式典での植野社長のメッセージ
 当社は、阪東直三郎氏が発明した木綿製伝動ベルト「阪東式木綿調帯」の製造を行う会社として、1906 年に神戸の地に創業した。我が国最初の産業用ベルトメーカーとして以降100年以上にわたり、イノベーティブな製品をつくり続け、社会にとってなくてはならない会社へと成長してきた。その間においては、戦争や災害、大きな経済環境の変化など苦難の時代もあったが、創業から脈々と受け継がれたDNAである「不屈の精神」で乗り越えてきた。今、バンドーグループで働く私たちは、諸先輩方が培ってきた伝統という「土」をベースとして、未来に向かって新しい「風」を吹きこみ、さらに進化させていかねばならない。

 今年は、中長期経営計画「Creating New Value for the Future」の第1 ステージ(CV―1)の2年目であり、2026年度の目標達成に向けた正念場の年だ。これまで以上にスピード感を意識して、重要な課題を中心にやり切っていかなくてはならない。2024年度経営方針のスローガンは『和を尊び、個を磨く。さあ、行こう。』とした。

 当社の経営理念には「調和の精神」という言葉があるが、調和とはそれぞれの立場や価値観が異なっていても大きな目標達成に向けては全員が同じ方向を向き、真剣に対話や議論を重ね、集合智を活かしていくことだ。CV―1の目標達成に向けて、今こそ「調和の精神」を胸に、「和」を尊ぶことが大事だと考えている。

 一方、会社が成長していくための原動力は、皆さん各々の個の力だ。一人ひとりが、心(志や構想力)・技(仕事におけるスキル)・体(健康な身体や行動力)を磨き、昨日より今日と、少しでも成長していくことを大いに期待している。CV―1の2年目である今年度は、一人ひとりが行動をおこし、結果を出すことに拘る年にしたいと思う。バンドーグループ一丸となって、勇往邁進していこう。

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