コロナ禍の2年目にあたる2021年のゴム産業は、前年の落ち込みから大きく回復した印象が強い。12月期通期業績や3月期第3四半期段階で、過去最高業績をあげた企業も少なくなかった。このように業績面を見ると確かに活況を呈したように映るが、実際のところ、どうだったのか。この1カ月ほどで、2021年の各種統計数字が発表された。それをもとに振り返ってみたい。

 ゴム製品にとっての主需要先である自動車の国内生産は、2020年を上回ることができなかった。日本自動車工業会のまとめによると、新型コロナが大きく影響した2020年が

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