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組合員154人(本人、委任状含む)が出席し盛大に

東部ゴム商組、第46回通常総会を開催

商社 2024-05-27

 東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長=バン工業用品社長)は5月23日16時から、ホテルモントレ銀座(東京都中央区)で「第46回通常総会」を開催した。当日は組合員184人のうち154人(本人44人、委任状110人)が出席した。総会は西山正晃常任理事(ニシヤマ社長)の司会で開始となった。

第46回通常総会


あいさつする塩谷理事長


 開会に際して冒頭、塩谷理事長が「本日は第1号議案から第4号議案まで組合活動に意義のある事案を審議していきたい。2023年度は全ての行事の復活を目指し取り組み、コロナ前と同じ状態で実施することができた。

隣接事務所に移転、会議・セミナーなど有効に活用

 今回から東部ゴム商組共済会が協賛となったので、会の中で共済会の福利厚生行事についても紹介させていただいた。充実した1年間だったが、最も変化したのが野球大会だった。長きにわたり夏の伝統行事として開催してきたが、昨今の猛暑・酷暑の中での開催は選手の健康を確保できないのでないかと判断し、第46回の今年からは3月の開催とした。決算に関しては、2023年は全行事を実施したことから赤字となった。今後については経費削減を実施しながら有効に経費を使っていく方針だ。2024年度はこれまで継続してきた行事はもちろん、新たな取り組みも行う。1つは東部ゴム商組全体のゴルフ会。10年に1回の開催だったが、これを年1回の開催としていく。この秋の東部ゴム商組ゴルフ会は10月17日に茨城ゴルフ倶楽部で予定している。また、これまで貸し会議室を借りて会議やセミナーを実施してきたが、今年度は経費削減の一環として組合事務所を活用して実施していきたい。ただし、これまでの事務所は狭く実施できない状態だったので、たまたま隣の広い環境の良い部屋が空いたので組合事務所を5月1日に移転した。最後になるが魅力のある組合事業と行事の構築、皆さんのご支援、ご協力を得て会員各社の繁栄につながる活動をしていく方針だ」と語り開会のあいさつとした。

 続いて新發田和敏常任理事(シバタ名誉会長)を議長に選出し議案審議に入った。

 今回の議題は、第1号議案:2023年度決算関係書類承認の件『事業報告(前田淳副理事長=東京ベルト社長)、財産目録・貸借対照表・収支計算書および剰余金処分案(日野原佳明常任理事=サンテム社長)、監査報告書(南明則監事=コクゴ会長)』、第2号議案:2024年度における事業計画、収支予算並びに経費の賦課金額及び徴収方法決定の件(黒川和彦副理事長=不二工業社長)、第3号議案:2024年度における借入金残高の最高限度決定の件、第4号議案:役員報酬の件――が審議され、「借入金残高の最高限度」は借入れは行わない、「役員報酬」は本年度は支給しないとし、このほかいずれも満場一致で議案通り可決・承認された。

乾杯のあいさつをする山上相談役


 その後17時から、加藤暢利常任理事(日加商工社長)の司会進行のもと、山上茂久相談役理事(ヤマカミ社長)が「新年度も東部ゴム商組と会員企業のますますの発展を祈念したい」との乾杯の発声で立食ビュッフェ式の懇親会が開かれた。中締めは黒川和彦副理事長の1本締めでお開きとなった。

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