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第70回通常総会と同時開催

大阪ゴム商業会、創立70周年記念式典開く

商社 2022-06-28

 大阪ゴム商業会(会長:森孝裕モリテック社長)は6月17日、大阪・中之島のリーガロイヤルホテル桂の間で第70回通常総会と70周年記念式典及び祝宴を、十分なコロナウイルス感染対策を整えた中で開催。通常総会は51会員から43社(本人参加17社、委任状26社)が出席、総会は成立した。

 冒頭、森会長は「当商業会は70周年を迎え、前身からは100年を数える。近年の新型コロナウイルスの感染やロシアのウクライナ侵攻など社会変動は激しく、価値観やニーズの変化も大きく、当商業会も行うべき行事は行いつつも、商業会の在り方などはどうあるべきかなど探求していく必要がある」と挨拶。

 引き続き森会長が議長を務め①第1号議案・令和3年度事業報告承認の件②第2号議案・同年度収支決算報告承認の件③第3号議案・令和4年度事業計画案承認の件④同年度収支予算案承認の件⑤西部工業用ゴム製品卸商業組合と大阪ゴム商業会との合併推進案承認の件-などを審議、原案通り可決した。

 引き続き、第66回目となる永年勤続優良従業員表彰式が執り行われ、会員企業の内村(10年勤続2名)、宇都宮製作所(20年1名、21年2名)、エーゼーゴム洋行(10年1名、21年1名)、岡安ゴム(10年2名、20年3名、30年2名)、クリヤマジャパン(10年9名、20年16名、30年5名)、五合(10年1名、20年1名)、コンゴー(10年1名、11年2名)、福井化成(10年2名)、ムツボシ(10年1名)、モトヤ商会(12年2名、21年1名)から計55名が表彰された。

 70周年記念式典には来賓として吉村洋文大阪府知事(代理出席)、松井一郎大阪市市長(同)、吉木学大阪卸商連合会会長、本母利彦大阪ゴム工業会事務局長、岡浩史西部工業用ゴム製品卸商業組合理事相談役、小島孝彦同理事長、中井茂京滋ゴム商業会会長が出席のもと、大阪府知事賞及び大阪市長賞団体表彰が贈られた。また大阪府知事賞・功労役員として森孝裕モリテック社長、糸井宏之千歳商事社長、加藤廣西部ゴム社長、清水俊文清水商会社長、犬伏博明コーキマテリアル社長が表彰を受け、さらに大阪市長賞功労役員として、大西健路宇都宮製作所会長、大橋幸一郎ムツボシ社長をはじめ森氏、加藤氏、犬伏氏も表彰された。

創立70周年記念式典


アトラクションではゴムを歌詞に盛り込んだ歌も

 祝宴は会場をクラウンルームに変えてメーカーなども含め55人が参加、式典を終えて穏やかな雰囲気に包まれた。  
冒頭、岡浩史西部工業用ゴム製品卸商業組合理事相談役が挨拶に立ち「私は西部ゴム大阪ゴム商業会の一会員としか関りは無かったが、実は父は30年ほど前に会長を務めており、今日の70周年をさぞ喜んでいるに違いないと思っている。その当時から西部ゴム商組との合併構想はあったと聞いており、皆さんにもそういった経緯があったことはここでお伝えしたい」と挨拶、祝宴に入った。

祝宴で挨拶する岡西部ゴム商組理事相談役


 祝宴では橋本恵史(テノール)をはじめ山本企佐子(ソプラノ)、糀谷栄理子(メゾ・ソプラノ)、池田真己(バリトン)歌手によるアトラクションが行われ、ゴム産業の最新動向を歌詞に入れ込んだ楽曲などを披露、笑いと本格的な歌声で会場を魅了した。

アトラクションの様子


 また会場内に設置されたプロジェクションには大阪ゴム商業会の各行事の思い出のスナップ写真が映しだされ、親睦を主としてきた大阪ゴム商業会のこれまで重要な役割を果たしてきたことを再認識させるストーリーで構成されていた。

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