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18年度売上高388億円で過去最高に

第75回ニシヤマ会開く

商社 2019-06-24

西山博務会長


 ニシヤマ(西山正晃社長)は6月14日、東京・大田区の大森東急REIホテルで「第75回ニシヤマ会」を開催し、2018年度業績・2019年度業績予想、概況説明、事業部別方針を発表した。会には仕入先など協力会社から119人と同社役員・幹部社員など合計146人が出席した。

 会は午後3時45分から開催され、冒頭西山博務会長が「昨年度までは業績が非常に順調だったが、今年度は厳しい。イランと米国の対立が深刻化しているが、早期に解消して欲しい。米中の貿易戦争も大阪で開催のG20で話し合い、妥協点を見つけて欲しい。米中と取引関係にある企業がほとんどなので影響が心配される。今回の講演は伊藤聡子さんにお願いしたが、日本の活性化につながるとても良い話なので、皆さんのお役にも立つと思う」とあいさつ。

 つづいて西山正晃社長が18年度業績と19年度計画について説明した。

 それによると19年3月期売上高は388億8,700万円で前期比2.8%増と過去最高を達成。部門別では、エネルギー事業部80億8,300万円(構成比20.8%、前期比0.1%減)、鉄道車両事業部70億4,300万円(同19.1%、同2.3%増)、産業機器事業部86億6,600万円(同22.3%、同7.7%増)、電子制御事業部132億800万円(同34.0%、同1.2%減)、国際事業部18億8,700万円(同4.8%、同31.1%増)。

西山正晃社長


 電力分野は新規商品の量産化により増収するも、電力・ガスの小売自由化で受注が減少。鉄道分野は中東や米国向け地下鉄案件で新商材を受注。産業機器分野は建設機械向けが好調で、新製品である尿素SCRシステム用ホース・チューブなどの販売が伸びた。電子制御分野は半導体市場の投資活況により2期連続で売上高100億円を突破した。

 今年度は350億円を計画
 今年度は売上高350億円、前期比10.0%減の計画。うちエネルギー83億5,000万円、鉄道車両73億円、産業機器88億5,000万円、電子制御90億円、国際15億円を見込む。

 西山社長は「今年度は、商品に独創性を持たせ付加価値をつける。新商品を導入するだけでなく、新商品に挑戦していく。メーカー・取引先と連携して新商品を市場に送り出す」との方針を発表した。

 次いで茂野和彦常務取締役営業本部長が19年度販売計画「基盤強化に向けた新たな取り組み」について説明した。

 報告終了後には、フリーキャスターで事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子さんが「地域経済の活性化が日本の元気を取り戻す鍵」と題して講演を行った。

 会終了後には懇親会が開かれ冒頭、西山社長が、「昨年度は好調だったが、今年度は少し落ち着くだろう。半導体関係は今年はちょっと厳しいようだ。しかし未来のことは分からないので、次の波がいつくるか待ち構える必要がある。また半導体だけでなく、他の業界でも新しい流れが出てくるかもしれない。今年度は昨年度からは落ちるものの、大きな金額である350億円を計画している。皆さんのお力を拝借して一緒にウィンウィンで次のステップに上がっていきたい」とあいさつした。

 十川社長が乾杯の発声
 乾杯の発声は十川ゴムの十川利男社長が務め「ニシヤマさんは100周年以降も大きく発展している。一方、日本も新しい天皇陛下が誕生し、令和という新しい時代が幕を開け、来年はいよいよ東京五輪だ。この機運に、我々も乗って、さらに努力を重ね、ニシヤマさんとともに発展していきたい」とあいさつし、懇親に入った。

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