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夏タイヤは6月、冬タイヤは9月から、6-10%

住友ゴム工業、国内市販用タイヤを値上げ

タイヤ 2017-04-05

 住友ゴム工業は4月5日、国内市販用タイヤの代理店向け出荷価格を値上げすると発表した。値上げの実施は6年ぶりとなる。

 対象となるのは国内市販用タイヤおよびチューブ、フラップ。実施時期は夏用タイヤが6月1日から、冬用タイヤが9月1日からとなっている。

 値上げ率(平均)は、乗用車・バン用タイヤ(夏用)が6%、小型トラック用タイヤ(夏・冬用)が6%、トラック・バス用タイヤ(夏・冬用)が8%、建設車両用タイヤ(夏・冬用)が10%、産業車両用タイヤ(夏・冬用)が8%、農業機械用タイヤが8%、二輪車用タイヤ(夏・冬用)が6%、その他タイヤが8%、チューブおよびフラップが8%となっている。なお、乗用車・バン用の冬用タイヤについては引き続き検討していくとしている。

 今回の値上げについて同社では、「タイヤ原材料である天然ゴムや石油化学系原材料が高騰を続けており、これを生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難であることから今回の値上げを決定した」としている。

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