作業品質向上と人材育成はかる
ブリヂストン、「技能グランプリ」と「セールスマンコンテスト」を開催
タイヤ 2022-09-20
ブリヂストンは9月9日、夢メッセみやぎ(宮城県仙台市)で「第12回技能グランプリ全国大会」と「第6回生産財セールスマンコンテスト全国大会」を開催した。

生産財セールスマンコンテスト
当日は午後2時から、全国大会の主催者であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンの吉眞弘専務執行役員ソリューション事業管掌兼小売・サービス事業管掌、仲村克則常務執行役員TB・LTソリューション事業本部長、菊地俊夫執行役員技術サービス本部長が出席して、メディア向け説明会を行った。
技能グランプリは、トラック・バス用(TB)タイヤに関する車輪脱落事故の撲滅をはかるために、「作業品質向上と人材育成を目的にしたもので、ホイールとタイヤを合わせて100キロ近くになるTBタイヤの脱着作業を、安全面に配慮しながら、いかに正確にそしてスピーディーに行うかを競う」(菊地執行役員)。

技能グランプリで技量を競う
セールスマンコンテストは、市場環境の変化を踏まえた顧客課題を適切に捉え、最適なソリューションを提案する「提案力」をロールプレイング形式で競う大会で、「ソリューション提案力とソリューションエンジニアの育成を目的にしている」(仲村常務執行役員)。
今回の技能グランプリは全国のブリヂストンタイヤショップの中から261人が予選に参加、40人が全国大会に出場した。「リア左内輪パンクで店保管のスペアタイヤに交換する」という想定の下、23分以内に作業を完了させるよう技量を競った。成績優秀者は技能エキスパートや技能マイスターに認定されるが、今回は新たに13人がエキスパートに、そのうち5人がマイスターに認定された。
セールスマンコンテストは地区予選(334人が参加)とエリア予選(75人参加)を勝ち上がった16人が全国大会に進出。競技では、仮想の輸送業者に対して20分前後の持ち時間でセールスを行い、審査員は「お客の困りごとを引き出す」「困りごとに対して最適な提案ができているか」をポイントに採点した。
ブリヂストンは、商品・サービス・ネットワークを組み合わせて輸送事業者に提供するタイヤソリューションを提唱しているが、「ソリューションの基本は人。ソリューション人材を育成し強化していくことは、我々のビジョンを実現するために非常に重要だ。今回の技能とセールスの両コンテストはその一環として実施している」(吉眞専務執行役員)としている。
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