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今回で6回目

ブリヂストン、「CDP2023 サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価

タイヤ 2024-04-23

 ブリヂストンは、国際的な非営利団体であるCDPが実施する「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価「A」を獲得し、「CDP2023 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に認定された。なお、同社が「A」評価を獲得し、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に認定されるのは今回で6回目。

 「サプライヤー・エンゲージメント評価」とは、CDPが企業のサプライチェーン全体での気候変動・温室効果ガス排出量削減への取り組みについて調査し、取り組みに応じて企業を格付けするもの。

 ブリヂストンは、サステナビリティを経営の中核に据え、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、その実現へ向けた変革を加速している。

 商品を「創って売る」「使う」、原材料に「戻す」というバリューチェーン全体で、カーボンニュートラル化・サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みとビジネスモデルを連動させる独自のサステナビリティビジネスモデルを構築し、持続的なサステナビリティ価値創造の基盤の構築を進めている。さらに、バリューチェーンにおいて、ネイチャーポジティブに向けた取り組みも推進することで、より循環型・再生型のビジネスモデルへと進化させていく方針。

 同社は、自社が排出するCO2排出量の削減やサプライヤー・エンゲージメントの強化に向けた中期目標について、2023年1月に「Science Based Targetsイニシアチブ(SBTi)」からSBT認定を取得しており、原材料調達段階においても取り組みを促進すべく、「グローバルサステナブル調達ポリシー」を通じて取引先にもSBTを設定してもらえるように取り組んでいる。

 当該ポリシーの展開およびその浸透に向けたエンゲージメントの強化、取引先のサステナビリティ全般の取り組み評価および結果のモニタリングと改善に向けた支援の実施など、持続可能なサプライチェーンの実現に向けた活動を強化している。今回の選定は、それらの取り組みが評価されたもの。

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