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年産500万本、2027年第1四半期からの生産開始を予定

横浜ゴム、メキシコの乗用車用タイヤ新工場の起工式を開催

タイヤ 2024-04-23

 横浜ゴムは、メキシコの乗用車用タイヤ新工場(メキシコ合衆国コアウイラ州サルティヨ アリアンサ工業団地)の起工式を開催した。

鍬入れ式を行う出席者。写真中央がマノロ・ヒメネスコアウイラ州知事(中央右)と山石横浜ゴム代表取締役会長兼CEO(中央左)。右から4番目がジェフ・バーナYTC取締役社長兼CEO、左から3番目が瀧本YCNA取締役会長兼CEO、4番目がニティン・マントリ横浜ゴム取締役専務執行役員兼Co―COO


 起工式には、マノロ・ヒメネスコアウイラ州知事、ホセ・マリア・フラウスト・シラーサルティヨ市長をはじめ、多くの政府関係者や地元関係者が出席した。また、横浜ゴムからは山石昌孝代表取締役会長兼CEO、ニティン・マントリ取締役専務執行役員兼Co―COOのほか、北米のタイヤ販売子会社であるYokohama Corporation of North America(YCNA)の瀧本真一取締役会長兼CEOおよびYokohama Tire Corporation(YTC)のジェフ・バーナ取締役社長兼CEOなどが出席した。

 起工式であいさつした山石代表取締役会長兼CEOとバーナYTC取締役社長兼CEOは、工場建設に関わる多くの尽力に謝意を表すとともに、新工場の重要性や北米市場にもたらすメリットなどを語った。

 新工場は今後予測されるタイヤ需要の増大に迅速に対応するため、北米市場での地産地消の能力増強を目的に建設。生産能力は年産500万本で、2024年第2四半期に着工し、2027年第1四半期からの生産開始を予定しており、将来的な拡張も視野に入れている。

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