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普及促し騒音低減に貢献

JATMA 、低車外音タイヤの表示制度開始

タイヤ 2022-05-26

 日本自動車タイヤ協会(JATMA、山石昌孝会長)では、低車外音タイヤの普及促進に向けた自主的な取り組みとして、業界自主基準の「低車外音タイヤに関する試験方法及び表示方法に関する運用基準」を制定し、これに基づく表示制度の運用を2023年1月から開始する。低車外音タイヤの普及促進に繋げることで、自動車交通騒音の低減に貢献していく考え。

 低車外音タイヤとは、走行中のタイヤが車外に発する騒音が、「タイヤの車外騒音・ウェット路面上の摩擦力・転がり抵抗に係る協定規則(第117号)」で規定されている車外騒音基準を満たすもの。

 対象となるのは、乗用車用タイヤ、小形トラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤのそれぞれの夏冬用の市販用タイヤ。普及活動では、低車外音タイヤの性能要件を満たすタイヤのタイヤラベル、タイヤカタログ、各社ウェブサイトなどの販促物において、低車外音タイヤの呼称やそれを表すアイコンを表示することで訴求力を高めて展開する。

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