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小平市が対象

ブリヂストン、武蔵野美術大学と共生社会をデザインする研究を開始

タイヤ 2021-05-14

 ブリヂストンは、武蔵野美術大学(東京都小平市、長澤忠徳学長)と、共生社会実現のためのコミュニティづくりをデザインの観点から検討する共同研究をスタートした。テーマは「小平市の共生コミュニティに関する研究」、期間は2021年4月から2022年3月まで。

 「共生社会」とは、障がい者をはじめとしたこれまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった人々が、積極的に参加・貢献していくことができる社会を指す。高齢化や人口減少が進む中、地域における支え合いの機能が弱まっており、個人や世帯が抱える課題も複雑化している。さらに、個人のライフスタイルや意識も多様化していることを受け、コミュニティのあり方や他者との関係の築き方、一人ひとりが互いを尊重し孤立することなく主体的に行動できるようなシステムが必要とされている。

 この研究では、多様化する地域社会での共生実現という目標に向かって、今後あるべき姿を「デザイン」の観点から検討する。具体的には、障がい者・高齢者といった地域住民を対象にフィールドリサーチを行って課題を抽出し、ワークショップ等で課題解決や目標実現のための「関係のデザイン」「参加のデザイン」 を企画・運営・記録・発信することで、その成果を検証する。

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