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2024年までパラリンピック・ムーブメントをグローバルで支援

ブリヂストン、ワールドワイドパラリンピックパートナーに決定

タイヤ 2018-10-19


 ブリヂストンは10月18日、国際パラリンピック委員会(IPC)と共同で、IPCにとって7社目のワールドワイドパラリンピックパートナーとなることを決定したと発表した。

 すでに同社は2024年までのワールドワイドオリンピックパートナーとなっており、今後同期間においてパラリンピック・ムーブメントの普及や支援をする権利もグローバルで保有する。パラリンピック・ムーブメントにおける最高位スポンサーの1社として、同社はタイヤ、タイヤや一部の自動車に関連するサービス、自転車(電動・モーターアシスト除く)、免震ゴム、建築資材や産業製品を含むカテゴリーにおいてパートナーとしての権利をグローバルで保有することなる。

 同社はこれまでに東京2020パラリンピックのゴールドパートナー契約ならびに日本、タイおよび米国のパラリンピック委員会とのパートナー契約、そして国際的に活躍しているパラアスリートの支援を発表している。

 このパラアスリート支援には、東京2020パラリンピック出場を目指す同社グループの従業員パラアスリート8人も含む。今後は、同社が掲げる目標の達成に向けて困難を乗り越えようとする人々を応援するメッセージ「CHASE YOUR DREAM」のもと、グローバルでパラリンピック・ムーブメントをより一層支援していく。

 同社は現在、タイヤに使用している技術を活用したパラアスリート支援を日本で行っており、パラトライアスロン競技で使用する義足用のゴムソールや車いすテニスや車いすバドミントンで使用するグローブ用のゴムを開発するなどのプロジェクトを立ち上げ、推進している。

 また、ブリヂストンサイクルおよびブリヂストンスポーツを通じて、パラサイクリング競技に参戦するパラアスリートに対する機材供給や技術サポートの提供、また車いすテニスプレイヤーへの機材供給を行っている。

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