豊田合成は7月24日、自動車用内装部品の表皮について、縫製工程を自動化する生産技術を開発したと発表した。

表皮を専用器具にセットすると自動で縫製

 平面的な布などの自動縫製は、一般的な技術になっている。しかし、自動車の内装表皮のように、柔らかい素材を立体的に縫う場合は、動きの制御が難しい。このため、裏側で部品同士を結合する縫い目(インステッチ)や、表面の装飾性と強度付与を兼ね備えた縫い目(アウトステッチ)を正確に施すには、熟練者による作業が欠かせなかった。

 同社は今回、ミシンや専用器具、制御用ソフトを改良して、縫製作業の自動化を実現した。これにより、仕上がりのばらつきを抑え、作業者の熟練度を問わず安定した縫製品質を確保できるようになった。

自動縫製技術を用いた内装部品

 今後は海外拠点でも導入を予定しており、属人的な作業を解消して、グローバルでのモノづくり競争力を、さらに高めてく考えだ