廃タイヤをバッグやシューズなどにアップサイクルするブランド「SEAL」を展開するモンドデザイン(東京都港区)は7月14日、広島県府中市発の純国産ハンドメイドスニーカーブランド「SPINGLE」と共同開発したスニーカー「SEAL × SPINGLE Waterproof SNEAKER」を同日発売と発表した。CO2削減効果は1足当たり約1,020グラムと試算する。

 アッパーには、高い耐久性を持つ本革と、大型車両などで使用された廃タイヤチューブを採用。チューブが本来持つ耐衝撃性、耐久性、防水性を活かすため、粉砕などの加工なしでそのまま再利用した。

 異なる質感の本革とタイヤチューブを組み合わせて、それぞれの素材の個性を活かした無骨さと洗練さを併せ持つオールブラックのデザインに仕上げた。実際に使用されていたタイヤチューブを使用するため、一つひとつ表面の傷や模様、質感が異なるため、同じものが二つとないスニーカーに仕上がるという。履き込むほどに素材の風合いや表情が深まり、使う人だけの一足へと変化していくともした。

 日本人の足型を考慮した設計と、熟練職人による国内ハンドメイド製法により、長時間の着用にも適した快適な履き心地を実現した。雨や汚れに強く、日常的に使いやすいため、街歩きから旅行まで幅広い場面で活躍するタフさも特徴としている。

 SEALのオフィシャルオンラインストア及び表参道本店(東京都港区)で販売する。サイズはM、L、LLの3種で、価格は3万3,000円(消費税込み)。

 モンドデザインは、環境問題やSDGsに関心を持つ層だけでなく、素材の個性や日本の職人技、長く使い続けられる製品を求める人に向けて、アップサイクル製品の新たな価値を提案していくとしている。