バンドー化学は、独自開発した伸縮性ひずみセンサ「C-STRETCH」を用いたヘルスケア機器である抜去動作検知システム「抜去アラート」を12月から販売を開始した。

 近年、高齢化社会が進展し、透析患者における認知症患者の割合が増えたことなどもあり、透析患者が無意識に透析針を抜去(引っ張り抜き取る)してしまい、重大な事故につながるケースがあった。また、透析の現場では、抜針による出血を検知する機器は存在しているが、出血前に知らせられないかという切実な要望があった。

 こうした背景を受け、同社では伸縮性ひずみセンサ「C-STRETCH」を活用した抜去動作検知システム「抜去アラート」を開発した。「抜去アラート」は、人工透析における透析回路(チューブ)に「抜去アラート」を取り付け、「患者の無意識の抜去行動」や「意図しない引き抜き」を素早く検知して警報音と光で知らせる機器となっている。