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2025年3月期第3四半期業績

アキレス、産業資材事業は増収大幅増益

決算 2025-02-10

 アキレスの2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月)業績は、売上高が584億5,200万円で前年同期比1.4%減、営業利益が5,500万円(前年同期は4億3,600万円の損失)、経常利益が5億3,200万円(同2,800万円の利益)、純利益が26億3,200万円(同76億3,700万円の損失)だった。

 セグメント別のうちプラスチック事業は、売上高が289億7,300万円で同4.1%減、営業利益が3億1,200万円で同67.9%減。中間財のうち車輌内装材は、日本、北米、中国市場での日系自動車メーカーの生産減少の影響を受け減収。フイルムは、国内外のエレクトロニクス分野向けや、欧州でのエクステリア分野向けが伸長も、米国子会社が苦戦し、全体では減収。建装資材は、床材好調も壁材は市況低迷の影響で苦戦し、全体では減収。その結果、中間財の売上高は273億6,600万円で同4.2%減となった。

 産業資材事業は、売上高が219億6,200万円で同2.4%増、営業利益が20億5,300万円で同82.9%増。中間財では、ウレタンは車輌用が低調も、寝具・雑貨用が復調し増収。断熱資材はボード製品が住宅、非住宅建築向けで好調、スチレン製品も好調に推移したことで増収となった。その結果、中間財の売上高は213億3,600万円で同2.9%増となった。

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