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2025年3月期第2四半期業績

ポバール興業、ベルト関連製品は13.9%増収

決算 2024-11-14

 ポバール興業の2025年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が16億3,100万円で前年同期比13.5%減、営業利益が1億2,000万円で同36.6%減、経常利益が1億3,300万円で同31.8%減、純利益が5,300万円で同49.4%減だった。

 セグメント別にみると、総合接着・樹脂加工は売上高が13億7,600万円で同8.6%減、営業利益が1億4,400万円で同26.5%減。ベルト関連製品は、自動車・鉄鋼業界を中心に受注が安定。一方、ディスプレイ業界向けの研磨部材は、引き続き在庫調整の影響を受け厳しい状況が続いた。

 総合接着・樹脂加工セグメントの製品別売上高は、ベルト関連製品が7億5,300万円で同13.9%増、研磨関連製品が3億200万円で同41.2%減、樹脂加工製品が3億2,000万円で同3.1%減。

 特殊設計機械は売上高が2億5,400万円で同32.9%減、営業利益が600万円で同76.9%減。資材高騰による設備投資の鈍化により受注環境は厳しい状況となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高34億7,000万円で前期比3.3%減、営業利益2億6,000万円で同18.2%減、経常利益2億8,000万円で同19.0%減、純利益1億3,800万円で同25.7%減を見込んでいる。

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