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2025年3月期第3四半期業績

ポバール興業、ベルト関連製品は14.0%増収

決算 2025-02-18

 ポバール興業の2025年3月期第3四半期(2024年4~12月)業績は、売上高が25億1,000万円で前年同期比7.1%減、営業利益が1億9,700万円で同24.4%減、経常利益が2億2,800万円で同20.7%減、純利益が1億1,400万円で同32.0%減だった。

 セグメント別にみると、総合接着・樹脂加工は、売上高が21億900万円で同4.8%減、営業利益が2億1,700万円で同26.4%減。総合接着・樹脂加工は自動車・鉄鋼業界を中心に受注が底堅く推移した一方で、研磨関連製品は得意先による在庫調整の影響を受けたことで減収減益となった。

 また、総合接着・樹脂加工セグメントの製品別売上高をみると、ベルト関連製品は12億1,500万円で同14.0%増、研磨関連製品は4億2,900万円で同38.6%減、樹脂加工製品は4億6,400万円で同3.4%増となった。

 特殊設計機械は、売上高が4億100万円で同17.4%減、営業利益が2,600万円で同85.7%増。メカニカルシールなどの受注が好調に推移した一方で、搬送機、熱交換器などの大型受注が減少した。

 2025年3月期通期業績は、売上高34億7,000万円で前期比3.3%減、営業利益2億6,000万円で同18.2%減、経常利益2億8,000万円で同19.0%減、純利益1億3,800万円で同25.7%減を見込んでいる。

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