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2025年3月期第1四半期業績

朝日ラバー、工業用ゴム事業、医療・衛生用ゴム事業とも増収増益

決算 2024-08-08

 朝日ラバーの2025年3月期第1四半期(2024年4~6月)業績は、売上高が18億3,800万円で前年同期比10.4%増、営業利益が1,200万円(前年同期は200万円の損失)、経常利益が1,400万円で同29.2%増、純利益が400万円で同31.7%減だった。

 セグメント別にみると、工業用ゴム事業は売上高が14億300万円で同8.8%増、営業利益が3,400万円で同5.7%増。自動車向け製品の受注は、自動車内装照明用のASA COLOR LED、スイッチ用ゴム製品の受注ともに増加。また、卓球ラケット用ラバーの受注も好調に推移した。一方で、自動認識機器に使用されるRFIDタグ用ゴム製品の受注は、前期に続き事業環境の影響を受け低迷した。

 医療・衛生用ゴム事業は売上高が4億3,500万円で同16.0%増、営業利益が4,300万円で同28.3%増。診断・治療向けの採血用・薬液混注用ゴム栓や医療用逆止弁、医療シミュレータの受注が増加。一方、プレフィルドシリンジガスケット製品は、顧客の生産調整などの影響により受注が低迷した。

 2025年3月期通期業績は、売上高77億7,200万円で前期比8.2%増、営業利益2億8,100万円で同79.6%増、経常利益2億6,300万円で同34.8%増、純利益1億8,300万円で同36.7%増を見込んでいる。

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