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混沌とした時代こそ会員同士で意見を交わす意義持つ

日本ゴムトレーディング協会、第6回東西合同会員交流会を開催

その他 2025-11-04

 日本ゴムトレーディング協会(RTAJ、鈴木秀法会長=住友ゴム工業)は10月24日、岐阜県中津川市の割烹木曽路で第6回東西合同会員交流会を開催。会員企業などから22人が参加、懇親を深めた。交流会は日本ゴム輸入協会時代から開催していた懇親会を含めると通算70回目となり、日本の天然ゴム輸入の歴史を今後も紡いでいくことの重要性を感じさせる会となった。

交流会参加者で記念撮影


交流会であいさるする鈴木会長


 冒頭、あいさつに立った鈴木会長は「会員の方々には日ごろの協会活動にご理解いただき誠に感謝している。今ゴム業界は混とんとしている。EUDR(欧州森林破壊防止規則)については今年も延期される見通しだったが、簡素化し、半年間は罰金もないなどとりあえずスタートを切るという方向性が打ち出されている。このように混とんとした時こそRTAJ活動及び交流会での意見や情報交換が大変有意義になると強く感じている」とあいさつ。

 続いて、1948年に神戸で設立し1952年から神戸ゴム取引所仲買人になり、長く会員として加盟している三富商店の木下勝文社長が「交流会には20回ほどの参加となるが、仕事では訪れることない土地で開催されることを楽しみに、出来る限り足を延ばして見聞を楽しんでいる。今日も加藤事務所の加藤進一社長と旧中山道を歩いてホテルまで来た。中津川のこの季節は栗きんとんの季節。おいしい店を見つけてきた」と場を和ませる情報を交え、乾杯の発声をして交流会に入り、地元の季節料理を楽しんだ。

 途中、金井良雄事務局長から中津川と国勢調査の関係などミニ講座もあり場を盛り上げ、石井敦理事(横浜ゴム)が伝統のヤムセン(飲勝)で乾杯し中締めとした。

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