ランクセスが11年間支援
小澤国際室内楽アカデミーが東京で2年ぶりの演奏会
その他 2021-09-21
ランクセスが特別協賛する「小澤国際室内楽アカデミー奧志賀」の東京公演が9月14日、東京・晴海の第一生命ホールで開催された。東京でのコンサート開催は新型コロナウイルスの影響で2年ぶりとなった。

アカデミー生による演奏
小澤国際室内楽アカデミー奧志賀は、世界的な指揮者である小澤征爾氏が2011年に設立し、ランクセスはその当初から支援を続け11年目を迎える。「クヮルテットは、ソロやオーケストラを問わず、弦楽器奏者のすべての基本」との小澤氏の信念から、若手音楽家にトップレベルの講師のもとで弦楽四重奏を学ぶ機会を提供。日本をはじめアジア諸国から迎えた受講生にクヮルテットと全員による弦楽合奏を合宿形式で指導、その成果を奥志賀と東京で披露するもの。
今回は日本からの参加のみでオーディションで厳選された16名の若手音楽家たちによってモーツアルト、ラヴェル、ベートーヴェン、ブラームスの楽曲が演奏された。また最後にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロにコントラバスが加わった総勢17名によるエルガーの「序奏とアグロOp.47」は、美しく迫力のある演奏で会場を満たした。
今回、東京都緊急事態宣言の中でのコンサートの開催となったが、会場である第一生命ホールの新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン並びにクラシック音楽公演運営推進協議会ガイドラインに準拠した運営で、ソーシャルディスタンスを保った客席配置、マスクの着用、入場の際の検温、プログラムなどの配布物の手渡しを避けるなどの措置がされ、さらにランクセスのゲストにはそれぞれに除菌ウエットティッシュを配布するなど、安全に配慮した中での演奏会となった。

演奏後の記念写真
■張谷延河ランクセス日本法人代表取締役社長の挨拶
今回のコンサート開催の準備にあたり、いま一度原点に立ち戻り開催の意義を考えたがコロナ禍においても若い世代の育成、そして教育支援は継続していくべき優先課題だと思い、こうして演奏会が出来たことはアカデミー生にとっても大変貴重な経験で今後の演奏活動大きな影響を持つと思っている。また本日ご来場いただいた皆様にとっては、アカデミー生たちの美しい演奏とその基礎となる弦楽四重奏の魅力をお楽しみいただけたと思う。こうして久しぶりに聞くクゥワルテットの美しい音色は、私たちに音楽の魅力をもう一度与えてくれた。そして私たちが11年間支援を継続できたことを光栄に思いたい。また弊社がこうして支援を続けられるのも、出席いただいた皆様の支援の賜物と深く御礼申し上げたい。
■原田禎夫講師の挨拶 ランクセスには11年間お世話になっている。私はドイツに住んでいてケルンの駅にランクセスの本社があり、いつも前を通るときにはダンケシェーンと拝んでいる。小澤さんがこうして進めてきたように、若い人はどんどん吸収し成長し、それが財産となる。いかに才能ある人たちを支援していくかが大事で、ランクセスのように支援していただけるということは大変素晴らしいことだと感謝している。
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