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キックオフ 関心高く、盛況に

ポスティコーポレーション主催セミナー、第1回「SDGs×RUBBER」を開催

その他 2020-11-10

 弊社ポスティコーポレーション主催のオンラインセミナー第1回「SDGs×RUBBER」が、10月30日午後2時から開催された。視聴者は合計で81人となった。

 同イベントのメインテーマは「ゴム業界とSDGsのチャンスを探る」。2021年11月までシリーズ全5回の開催となり、第1回のテーマは「SDGsの本質を捉え、ゴム業界の将来を考える」とした。SDGsについては企業、各種団体や自治体、学校などで既に取り組みがなされているが、ゴム業界全体でSDGsとのかかわりを探ってみようという趣旨のセミナーは稀で注目される。

トークセッションの様子


 今回のゲストには同イベントの監修も務める佐藤真久東京都市大学大学院環境情報学研究科教授をはじめ、ブリヂストンの稲継明宏サステナビリティ推進部長、ランクセスの村上幸コーポレートコミュニケーションズ日本統括マネージャー、WWFジャパンの古澤千明自然保護室森林グループ プロジェクトマネージャーの4人を招いた。イベントの前半では、ゲストらによる講演が行われた。佐藤教授が「SDGsの本質を捉え、ゴム業界の将来を考える」と題し基調講演を行った。稲継氏は「SDGsへの貢献に向けて」、村上氏は「ランクセス 持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み」、古澤氏は「森林保全と持続可能な利用」と題し、それぞれSDGsに対する取り組み、考えについて講演した。

 また後半のトークセッションの冒頭には、登壇者の3者から「コロナ禍だからこそSDGs達成に向けて継続的に取り組み、強化していくこと」の必要性について考え方が示された。その後佐藤教授を含め、視聴者からチャットを使っての質問にその場で答えていくライブ感に満ちたトークセッションを展開した。質疑は予定時間をオーバーする盛り上がりを見せた。

 イベントの模様は、後日Webを中心に公開予定。

 ■次回は来年2月に開催予定
 第2回「SDGs×RUBBER」は、来年2月開催を予定している。テーマは「ゴム業界×SDGsの可能性を探る」で、ゴム業界の中小企業での取り組みや地域と企業の取り組みなどに絞って行う。

 以下、第3回「ゴム業界における組織づくり、人づくり」(5月開催予定)、第4回「ゴム業界からのSDGs①-企業と企業のパートナーシップとイノベーション」(8月開催予定)、第5回「ゴム業界からのSDGs②-マルチステークホルダー・パートナーシップとイノベーション」(11月開催予定)を開催予定。詳細については順次告知していく。

 当イベントは「ゴム業界」でまとめることで参加者にとってSDGsへの取り組み方をより身近に感じてもらい、さらに多角的なヒント、考えるきっかけとなることを目指している。

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