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テーマは「ゴム業界における組織づくり、人づくり」

ポスティ主催セミナー第3回「SDGs×RUBBER」を開催

その他 2021-06-28

トークセッションの様子。(左上から)馬場ポスティ社長、大野氏、渡部氏、(左下から)山口氏、工藤氏、松浦氏


 弊社ポスティコーポレーション(馬場孝仁社長)主催のオンラインセミナー第3回「SDGs×RUBBER」が6月11日、午後2時から開催された。視聴者は合計で94人となった。

 「SDGs×RUBBER」は昨年10月から今年11月まで全5回の開催。メインテーマは「ゴム業界とSDGsのチャンスを探る」で、第3回のテーマは「ゴム業界における組織づくり、人づくり」とした。

 今回はゲストに大野ゴム工業の大野洋一代表取締役社長と渡部裕子総務部課長をはじめ、バンドー化学の山口勝也執行役員(調達、環境、安全衛生、健康担当)、日本ゼオンの松浦一慶取締役執行役員・管理本部長、音楽ライター・エッセイストの工藤由美氏の5人を招いた。

 セミナー前半では講演順に、松浦氏が「2030年のビジョン達成に向けた組織づくり、環境づくり」、大野氏と渡部氏が「大野ゴム工業のSDGsの取り組みについて」、山口氏が「バンドー化学の健康経営について」と題し、それぞれSDGsに対する取り組みや考えについて講演。テーマに沿って、①従業員のエンゲージメントをどう高め、その意欲をどのようにしてビジョンの実現につなげるか②企業・創業者の思いに込めた「人を大切にすること」にぶれずに推進してきた女性社員の働きやすい職場環境づくりや障がい者雇用のための職場環境づくり③従業員の安全と健康の確保を基盤にした職場づくり―などの実例を紹介した。

 後半のトークセッションからは工藤氏も参加し、車イスユーザーの視点から、障がい者が社会に出て働く事の意義などについて語った。

 今回も視聴者からチャットで寄せられた多くの質問にその場で回答するライブ感に満ちたトークセッションを展開。セミナー終了後のアンケートでは視聴者から「実例に富み、飽きさせないあっという間の2時間だった」「他社の事例を参考に自社の取り組みを着実に進めたい」などといったコメントが寄せられた。

 イベントの模様は後日、Webを中心に公開予定。

次回は8月頃に開催予定

 第4回「SDGs×RUBBER」は8月開催を予定している。テーマは「ゴム業界からのSDGs①企業と企業のパートナーシップとイノベーション(仮)」。詳細については順次告知していく。

 当セミナーは「ゴム業界」でまとめることで参加者にとってSDGsへの取り組みをより身近に感じてもらい、さらに多角的なヒント、考えるきっかけとなることを目指している。

 イベントレポートはnote(https://note.com/posty_60)で順次公開予定。

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