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テニスコート事業拡大へ

住友ゴム工業、スポーツサーフェス社を子会社化

その他 2018-01-30

「DecoTurf」が採用されている有明コロシアム


 住友ゴム工業はテニスコート事業拡大のため、国内テニスコートを設計・施工するスポーツサーフェスを子会社化することを同社社長・羽鳥昇氏と合意していたが、すべての手続きを完了したと1月29日に発表した。

 スポーツサーフェスは、世界テニス4大大会のひとつである全米オープンの会場にも採用されている、米国のテニス用ハードコート「DecoTurf(デコターフ)」の日本での独占販売・施工権を持つ。ハードコート以外にも砂入り人工芝や照明施設、ネットフェンスなどの設計・販売・施工までテニスコートに関わる総合的なサービスを提供している。

 住友ゴム工業は、1983年に日本で初めてテニス用砂入り人工芝「オムニコート」の販売を開始。30年以上にわたり多くのテニスプレーヤーおよび施設関係者に愛用されてきたが、今回の子会社化により、同製品に加え、世界標準のハードコートの設計・施工も提供できる体制となる。

 同社では今後も、日本のテニスプレー環境の整備に貢献するとともに、体育施設の事業拡大を進めていく方針だ。

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