TOYO TIREは9月17日、2027年1月にサウジアラビアで開催される「ダカールラリー2027」に設定された次世代モビリティ対象の競技「Dakar Future Mission 1000」に出場するToyota Motor Europe(TME)の水素燃料電池車(FCV)「DKR GR FC Hilux」に、ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給すると発表した。

TME「DKR GR FC Hilux」(イメージ)

 Dakar Future Mission 1000は、水素や電動化など次世代モビリティ技術の性能・耐久性の検証を目的とする実験車両向けカテゴリーとなっている。通常のダカールラリーとは異なる独自の競技形式が採用されており、全10ステージ・合計1,000kmの競技区間でタイムを競う。

 TMEのDKR GR FC Hiluxは、ダカールラリーのトップカテゴリーで実績を持つ「DKR GR Hilux」をベースに、トヨタ自動車の水素燃料電池システムを搭載した車両。トヨタは今回の参戦について、同社が推進するモータースポーツでのカーボンニュートラル実現と、水素関連技術の可能性拡大に向けた取り組みの一環と位置づける。

 TOYO TIREが供給するOPEN COUNTRY M/T-Rは、悪路走破性を追求して耐久性・耐摩耗性を向上させるとともに、環境負荷低減に配慮したサステナブル素材を採用した。過酷な環境で行なわれるダカールラリーでDKR GR FC Hiluxの走行を足元から支え、燃料電池技術のさらなる可能性の検証に貢献することを目指す。

 同社は今後もモータースポーツ活動を通じて、サステナブルな製品開発技術に磨きをかけるとともに、レースで培った知見を生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をグローバルに提供していく考えだ。