バルカーは、東京ビッグサイトで開催された「メンテナンス・レジリエンス2026」(7月15~17日開催)に出展し、注力事業である、設備点検プラットフォーム「MONiPLAT」(モニプラット)や「フランジカルテ」、プラントメンテナンスDX支援システム「VALQUA SPM」などをPRした。

設備点検プラットフォーム「MONiPLAT」などPR

バルカーのブース

 「MONiPLAT」は、設備管理デジタルサービスの「一元管理」ツールで、現場管理の基本である定期点検にフォーカスしたサービス。現場で行われているアナログな紙での点検業務をスマートフォンやタブレットで簡単にペーパーレス化できる。スマートフォンやタブレットでの点検設備の検索・点検報告書作成やリアルタイムでの承認申請に加え、複雑で煩雑な設備点検のスケジュール管理や点検予定のリマインドもできる。また、予知保全サービスとも連携したワンストップ管理が可能なプラットフォームだ。

 今回の展示会には、さらに利便性を向上させたモデルを出品、従来は「OK/NGの選択」「数値」「自由記述」の3パターンだった回答方法に「カスタム選択肢」を追加した。最大10択まで登録でき、それぞれの選択肢に対して「正常」「異常」の判定をする。これにより日常点検機能がさらに向上した。

 また、センサーによる遠隔監視システムも新たに実装した。センサーが簡単に取り付けられ、配線工事なども不要で、現場のIoT化を低コスト実現できるという。

 「MONiPLAT」の採用企業は現在2,000社以上で、導入コストがリーズナブルなこともあり、中小企業が7割を占めている。

 「フランジカルテ」は、目視や触感では認識しづらいフランジのひずみを可視化するシステム。ハンディタイプの3Dスキャナでフランジの凹凸状態を計測し、フランジのひずみを数値化して劣化状況を判断する。フランジの修繕要否を適切に判断することで、再稼働時の漏れリスクを低減できる。フランジに生じた異常・処置・点検などの記録をクラウドシステムで一元管理し活用する。

 設備の定修の際に活用されることが多く、これまでに約100面の実績がある。目視による点検よりもフランジの状態が分かりやすく把握でき、修繕を適切に判断できると好評だ。

 「VALQUA SPM」は、同社が長年のシール事業で培ったプラントのメンテナンス現場に関する知見と経験をもとに開発されたシステムで、プラントメンテナンスの計画から工事、検査、承認申請、データ保存、比較を一気通貫で処理できる。これにより、工事品質の向上と工数最適化が実現され、メンテナンス工期の削減、工場稼働率の向上につながるという。石油精製や石油化学などを中心にさまざまなプラントに採用されている。

 展示会ではそのほか、ボルトのかじり防止とゆるめ作業の効率化がはかれる「Velocity Washer」(ベロシティワッシャー)や、誰でも・いつでも・正確に軸力測定ができる「RT-BOLT」なども出品・紹介した。