日本ゼオンは5月26日、2024年1月5日に電池用材料の製造・販売会社である中国の深圳好電科技(=好電社、王鍵董事長)および王鍵氏を被告として提起した民事訴訟において、2025年5月7日 に中国深圳市中級人民法院から日本ゼオンを勝訴とする一審判決((2024)粤03民初3308号)が言い渡されたと発表した。

 中国深圳市中級人民法院は、好電社および王鍵氏が日本ゼオンのリチウムイオン電池用バインダーに関する営業秘密を不正に取得し、これを使用しているという日本ゼオンの主張を全面的に認め、中国不正競争防止法等に基づき、好電社および王鍵氏に対し、係争営業秘密に対する侵害行為の差し止めおよび日本ゼオンへの100万人民元(約2,000万円)の支払いを命じる判決を下した。