東ソーは11月8日、ペースト塩ビ樹脂の価格改定を実施すると発表した。12月1日納入分からキロ当たり43円以上値上げする。

 同社では今回の価格改定について、「経済活動の再開に伴う需要回復が進み、原油・ナフサをはじめあらゆる資源価格の急激な上昇が続いている。原燃料価格の騰勢に加え、プラントの維持・メンテナンス費用、物流費の高騰が利益を大きく圧迫している。当社は今年二度の価格改定を実施し自助努力も続けてきたが、コストの増大は従来の改定水準を遥かに超越したものとなっており、事業採算の確保が不可能な状況にある。今後もコスト削減に努めていくが、安定供給継続のためには価格改定を実施せざるを得ないと判断した」としている。