信越化学工業は3月3日、同社シリコーン事業本部取り扱いの全シリコーン製品について値上げすると発表した。値上げ幅は10~20%で、4月出荷分から実施する。

 値上げについて同社は「シリコーンの主原料である金属ケイ素は、中国の旺盛な需要による供給不足と生産コストの増加などを背景に、またメタノールや触媒原料の白金についても供給不足などの要因から価格が上昇している。加えて、物流費や副資材などの費用も上昇しており、収益を圧迫する要因となっている。

 製造コストの削減による自助努力だけでは、これらのコスト上昇分を吸収することは困難であると判断し、価格改定を実施することにした」としている。