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添加剤事業拡大し、北米地域での存在感強化

ランクセス、米・ケムチュラ社買収を完了

原材料 2017-04-26

 ランクセスは4月24日、難燃剤および潤滑油添加剤メーカーの米・ケムチュラ社の買収を同月21日に完了したと発表した。2月には議決権を行使できる株主が買収に賛成しており、買収に必要な全ての規制当局の承認を取得。買収総額は24億ユーロでランクセスにとって過去最大の買収となる。

 今回買収したケムチュラ社は、難燃剤・潤滑油添加剤の世界有数のサプライヤーで、世界11カ国20拠点に約2,500人の従業員を擁する。16年度の売上高は約15億ユーロ。

 買収により、ランクセスは添加剤のポートフォリオを大幅に拡大し、成長する同分野で世界有数のメーカーとなるほか、添加剤だけでなく、ケムチャラ社のウレタンと有機金属化合物事業もポートフォリオに統合する。全ての添加剤事業を新たに設立する「スペシャルティアディティブス部門」に統合することで、同部門は年間売上高約20億ユーロ、世界中に従業員数約2,900人を擁するグループの大きな柱となる。

 また北米地域の製造拠点は12拠点から24拠点に、従業員数は1,500人から2,800人に増加。ランクセス全体の総売上高に占める北米地域の売上高は約17%から21%に拡大する。

 ランクセスのマティアス・ツァハトCEOは「今回の買収は事業再構築プロセスのもう1つの重要なステップ。添加剤事業の拡大で、一層バランスのとれたポートフォリオを備える新体制となり、収益性はさらに安定する。また北米の成長地域でランクセスの存在感を大幅に強化することになる」とコメントしている。

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