「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」
ランクセス、ヨーロッパ・インデックスで再び第1位を獲得
原材料 2022-12-21
独・ランクセスは、持続可能な発展への取り組みが再び高く評価され、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)」のヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)において100ポイント中85ポイントを獲得し、昨年に引き続き化学部門で第1位を獲得した。
また、ワールド・インデックス(DJSI World)でも昨年と同様に第2位を獲得し、特にプロダクト・スチュワードシップ、水関連リスク管理、人権の分野で高い評価を獲得した。
DJSIでは、企業を環境、社会的責任、コーポレートガバナンスの側面から評価。ワールド・インデックスでは、各産業で評価されたグローバル企業のうち上位10%を選出し、ヨーロッパ・インデックスでは、ヨーロッパに本社を置く企業のうち上位20%を選出している。
ランクセスの気候保護に対する効果的な取り組みは、多くの外部機関から評価を受けているが、直近では著名な機関である「科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)」が挙げられる。
気候保護団体のCDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)によるこの共同イニシアチブは、ランクセスグループの二酸化炭素排出量削減目標を検証し、ランクセスが地球温暖化を摂氏 1.5度以下に抑えることに貢献していることを認証した。
この目標値はパリ協定で設定され、気候災害を防止するしきい値であると一般的に考えられている。この目標のために、SBTiは生産時の直接排出(スコープ1)、エネルギー資源の使用を通じた排出(スコープ2)、バリューチェーンの上流および下流で発生する排出(スコープ3)の削減計画を分析する。
ランクセスは2019年に、スコープ1およびスコープ2の排出量について2040年までにクライメイト・ニュートラルを実現する目標を設定しているが、2022年にはクライメイト・ニュートラルの実現目標をスコープ3にまで広げた。ランクセスは、持続可能な原材料、グリーンロジスティクス(環境配慮型物流)、クライメイト・ニュートラル製品ポートフォリオへの転換によって、この目標の実現を目指している。
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