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持続可能性への取り組みが評価

ランクセス、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」欧州第1位に

原材料 2021-12-03

 ランクセスは、持続可能な発展への取り組みが評価され、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)」のヨーロッパ・インデックスにおいて100ポイント中87ポイントを獲得し、昨年に引き続き化学部門で第1位を獲得した。ワールド・インデックスでは第2位を獲得し、特に、プロダクト・スチュワードシップ、水関連リスク管理、人権の分野で高い評価を得た。

 同社は2019年、2040年までにクライメイト・ニュートラル(気候中立)を実現するための計画を発表。2020年には、2023年までに特に水ストレスの高い地域での取水量を15%削減することを明言している。

 また、製品ポートフォリオの持続可能性パフォーマンスをさらに向上させ、製品に含まれる危険物質を排除し、安全な代替品を開発することを宣言しているのに加え、危険物質を0.1%以上含有する新たな化学最終製品を販売しないことを明言している。

 DJSIは、財務に重要な影響を及ぼす持続可能性へのESG(環境、社会、ガバナンス)要因を年1回評価している。ワールド・インデックスでは、各分野で評価されたグローバル企業のうち上位10%を選出し、ヨーロッパ・インデックスでは、ヨーロッパに本社を置く企業のうち上位20%を選出している。

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