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新型コロナ予防でオフィスに加え自宅でも

ランクセス、一斉消灯キャンペーンを実施

原材料 2020-07-08

 
 ランクセスはこのほど、環境保護と持続可能な社会的発展への取り組みの一環として「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を実施した。

 同キャンペーンは、環境省が2003年から地球温暖化対策を目的に実施してきたもので、2019年からは自主的な実施へと移行している。

 同社は2014年から参加しており今年で7年目。今回は新型コロナウイルスへの感染予防対策としてオフィス内での勤務が限られることから、国内3拠点で6月22日と7月7日の夜8時から10時までの2時間、オフィス照明の一斉消灯を実施したほか、従業員やその家族にもホームオフィスでの可能な限りに一斉消灯を呼び掛けた。消灯による消費電力削減量は3拠点で1実施日あたり約78.1kWhの見込み。6月には環境保護をテーマにした従業員向けのオンラインセミナーも実施した。

 なお、同社では2040年までにグループ全体として、2018年時点の温室効果ガス排出量約320トンを実質ゼロにし、クライメイト・ニュートラル(気候中立)を目指すことを発表している。国際的な気候変動問題などに取り組むCDPからグローバルリーダーの1社に認定されているほか、持続可能性に優れた企業を選定するダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックスの構成銘柄にも9年連続で選出されるなど、環境への取り組みが高く評価されている。

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