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カーボンニュートラルやプラスチックごみ根絶へ

ダウ、気候変動などに対処する新たな目標発表

原材料 2020-06-19

 ダウは6月17日、気候変動とプラスチックごみの問題に対処するための新たな目標を発表した。2030年までに年間炭素排出量を500万トン、2020年比で15%削減し、2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指すとともに、2030年までに100万トンのプラスチックの回収、再使用、リサイクルを実現する。また、2035年までに包装用途における全製品を、再利用可能またはリサイクル可能にする考えだ。

 ジム・フィッタリング会長兼CEOは「気候変動とプラスチックごみは、世界がこれまでに直面した最大の技術的、社会的、経済的な課題であり、当社の製品と技術は、この両方の課題に対処するために不可欠だ。私たちはこれらの課題に真正面から立ち向かい、自らに説明責任を課し、気候変動とプラスチックごみの問題に直接取り組むための科学技術に基づく新たなソリューションの実現に向けて、協力し続ける必要がある」としている。

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