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温室効果ガス排出量削減目標で

ミシュラン、SBTiから承認

タイヤ 2020-06-19

ミシュランはこのほど、同社の温室効果ガス(GHG)排出量削減目標が、SBTi(Science Based Targets Initiative)から承認されたと発表した。

 同社は2030年までに、自社所有の施設や設備から排出されるGHG(スコープ1)と他社から購入して使用するエネルギーや原材料が生産過程で排出するGHG(スコープ2)を2010年比で38%削減し、製品やサービスが排出するGHG(スコープ3)を2018年比で15%削減する考えで、2050年までには自社排出のGHG(スコープ1及び2)をゼロにすることを目指している。

 SBTiは、WWF(世界自然保護基金)、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブで、参加企業のGHG排出削減目標が科学的な根拠と整合したものであることを認定する国際機関。気候変動による世界の気温上昇を産業革命前と比べ1.5度に抑えることを目的として、企業の GHG排出削減のための目標設定とその達成のための活動を奨励している。

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