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2020年3月期業績

三井化学、モビリティは減収減益

原材料 2020-05-14

 三井化学が5月14日に発表した2020年3月期業績は、売上高が1兆3,389億8,700万円で前期比9.7%減、営業利益が716億3,600万円で同23.3%減、経常利益が655億1,700万円で同36.4%減、純利益が379億4,400万円で同50.1%減だった。

 モビリティは売上高が3,676億2,600万円で同7.0%減、営業利益が391億9,300万円で同8.3%減。エラストマーはアジアを中心に需要が鈍化し減収。機能性コンパウンド製品は、欧米・中国での自動車生産減速の影響を受け減収となった。

 2021年3月期業績(IFRS)予想は、売上収益が1兆1,450億円で前期比15%減、コア営業利益が350億円で同52%減、純利益が200億円で同38%減。同期から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用する。業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響が上期中にピークを迎え、その後徐々に回復が見込まれること、原油価格の大幅な下落を前提とした。モビリティは売上収益が3,000億円で同676億円減、コア営業利益が275億円で同152億円減を見込む。

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