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2018年9月期第3四半期業績

三洋貿易、海外現地法人が好調

原材料 2018-08-08

 三洋貿易が8月3日に発表した18年9月期第3四半期(17年10-18年6月)業績は、売上高が592億9,400万円で前年同期比17.4%増、営業利益が42億7,000万円で同6.3%増、経常利益が44億4,000万円で同3.2%増、純利益が29億6,400万円で同7.9%増となった。

 セグメント別では、化成品は売上高が216億5,600万円で同7.5%増、営業利益が13億6,400万円で同1.4%増。ゴム関連商品は、主力の自動車・家電・情報機器関連向け合成ゴムや副資材の販売が引き続き堅調だったが、仕入れ値の上昇や一部輸入品の低迷により横ばい。化学品関連製品は、主力の塗料・インク関連などが堅調で増収した。

 海外現地法人は売上高が143億9,500万円で同33.3%増、営業利益が7億1,400万円で同18.2%増。サンヨー・コーポレーション・オブ・アメリカはモーター等の自動車内装用部品や吸水性ポリマー等の化学品が好調。三洋物産貿易(上海)はゴム関連や自動車部品関連が好調。サンタップインターナショナル(タイ)もゴムや自動車部品関連が好調に推移した。

 業績予想を上方修正
 同社は同日、18年9月期通期業積予想の上方修正を発表した。第4四半期も自動車関連商材を中心に底堅く推移することが予想されることから上方修正したもの。

 ■通期業績予想
 売上高=800億円(前回予想743億円、増減率7.6%増)▽営業利益=50億7,000万円(同49億5,000万円、同2.4%増)▽経常利益=52億7,000万円(同51億5,000万円、同2.3%増)▽純利益=35億円(同33億1,000万円、同5.7%増)

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