【特集】合成ゴム
大阪ソーダ、ACMは自動車用途で販売開始
原材料 2017-12-07
大阪ソーダの上期(4-9月)エピクロルヒドリンゴム(ECO)事業は、自動車用途、非自動車用途ともに新規顧客を獲得し、前年同期に比べ需要を伸ばした。国内外で自動車生産が好調に推移したことが、需要増加に寄与した。輸出は欧州、中国向けが堅調だった。「ECOの需要は8-9割が自動車用途。そのため自動車の動向に左右される。上期は燃料系のホースを中心に、樹脂化の流れの中でも踏ん張ったと言える。また、一部で性能の高さを認めてもらえ、新たな部品に参入できた部分がある。この部分を今後拡げていきたい」(大阪ソーダ)という。
下期以降については、「上期並みは継続しないといけない」(同)。国内外で自動車生産は引き続き堅調に推移するとみている。「新しい用途に向けた開発も積極的に行っていく」(同)考えだ。
プラントはフル生産を維持する見通しだ。増産については「検討をしているものの、自動車のEV化の流れをどう捉えるか。ECOは耐燃料油性の高さから、エンジン回りに使われている。今後、耐油性を活かして、どう需要を掘り起こしていくかだろう」(同)。
4月からはアクリルゴム(ACM、製品名:ラクレスター)の生産を開始した。投資額は約13億円。松山工場(愛媛県松山市)で年数千トン生産する。すでに自動車用途で販売を開始。「重要保安部品ではない部分から採用が進んでいる。まずはスペックインを進めていく。海外にも紹介しており、ECOとともに提案していきたい」(同)。
今後の販売では、新興国の比重を高めていく。「内燃機関搭載車の生産を考え、実績を積み上げつつ新規を拡大していく」(同)考えだ。
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