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18年3月期第2四半期業績

日東化工、ゴム事業は4.7%の増収

工業用品 2017-10-30

 日東化工が10月27日に発表した18年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が38億6,900万円で前年同期比4.9%減、営業利益が1億5,800万円で同7.8%減、経常利益が1億5,500万円で同6.1%減、四半期純利益が1億600万円で同26.0%減となった。

 事業別売上高では、ゴム事業は29億2,700万円で同4.7%増。そのうちコンパウンドが15億1,100万円で同6.9%増、シート・マットが6億5,800万円で同8.0%減、成形品が7億5,800万円で同13.6%増。コンパウンドは自動車関連の受注が、成形品はフォークリフトタイヤが好調に推移した。一方、シート・マットは、前年同期にあったマットのスポットの工事案件がなく減収だった。

 樹脂事業は9億3,000万円で同25.8%減。そのうち高機能樹脂コンパウンドは6億5,100万円で同32.4%減、樹脂洗浄剤等は2億7,900万円で同3.7%減。高機能樹脂コンパウンドは、一部の受託生産終了により、前年同期を下回った。

 通期業績見通しは売上高が75億円で前期比5.7%減、営業利益が2億8,000万円で同11.4%減、経常利益が2億7,000万円で同11.4%減、当期純利益が2億2,500万円で同32.0%減。通期の設備投資額は3億円を見込んでいる。

 事業別売上高見通しでは、ゴム事業は56億5,000万円で同1.6%減。そのうちコンパウンドは29億円で同2.5%増、シート・マットは13億5,000万円で同10.2%減、成形品が14億円で同0.5%減。コンパウンドは、引き続き自動車関連が好調に推移するとみている。

 樹脂事業は18億3,000万円で同16.0%減。そのうち高機能樹脂コンパウンドは12億8,000万円で同20.1%減、樹脂洗浄剤等は5億5,000万円で同4.5%減。

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