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事業運営方針は内外の動向を把握し情勢の変化に対応

日本ゴムホース工業会、令和7年度通常総会と懇親会を開催

工業用品 2025-05-19

 日本ゴムホース工業会(森重道会長=横浜ゴム理事)は5月15日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で令和7年度通常総会・懇親会を開催した。

あいさつする森会長


 通常総会では、各専門委員会(調査統計専門委員会、技術専門委員会)の業務報告、令和6年度事業報告と収支決算報告、令和7年度役員選任(案)と専門委員会委員長委嘱(案)、事業運営方針(案)、収支予算(案)および会費賦課徴収(案)、会議日程(案)を審議し、事務局原案通り承認した。三役は留任とした。

 総会後に開かれた懇親会には、関連団体から来賓として、東部工業用ゴム製品卸商業組合の高畠光敏ベルトホース部会会長(丸高興業代表取締役社長)、日本ゴム工業会の渋木克久専務理事らが出席した。

 懇親会冒頭、森会長は「通常総会では、それぞれの議案が原案通り審議・決議され、これからの新たな1年がスタートすることになった。2年前に副会長に就任し、そして昨年会長に就任したが、我々を取り巻く景況はあまりよくない。会長としての任期があと1年あるので、その間何とか踏ん張って良くなってほしいと思う。すでに今年も折り返しに差し掛かっているが、米国の関税問題など直接米国に製品を売っていなくても、会員各社には何らかの影響が出そうだ。しかし、当会員各社はこれまでも色々な苦難を乗り越えてきており、今回も何らかの対策はお持ちであろうと考えている。また苦難の隙間にはチャンスもあり、それを見つけることができればホース事業の拡大につながると考えている」とあいさつした。

来賓を代表して乾杯の音頭をとる東部ゴム商組の高畠ベルトホース部会会長


 引き続き、来賓代表として、高畠東部ゴム商組ベルトホース部会会長が登壇。「私どもの山上茂久前理事長、そして現在の塩谷信雄理事長から、ベルトホース部会から業界を盛り上げるようにとミッションをいただいている。今年は通常の部会以外に新たなイベントとして業界の勉強会も一つ増やして業界の発展につなげるつもりだ。それには日本ゴムホース工業会様のお力が必要を考えている。今後ともご支援いただきたい」と述べ、乾杯の発声を行い懇親に入った。

中締めをする十川副会長


 中締めは十川敬夫副会長(十川ゴム代表取締役副社長)が務め、三本締めで締めた。

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