【インタビュー】住友理工社長兼COO松井徹氏
今期業績、概ね計画通りに
工業用品 2016-08-22
■新規顧客開拓
経営戦略の1つである新規顧客開拓を推進する体制を整え、主力の「防振」「ホース」「ウレタン」の3分野に加え、それら以外の自動車用新商品を開発し育てていくために、8月1日付で「自動車新商品開発センター」を小牧製作所内に設置した。
当センターは、研究開発本部内の「自動車製品開発室」と防振事業本部内の「先行基盤技術統括室」を発展的に統合した開発組織である。
20Vでは、自動運転技術の進化など新たな技術ニーズに対して、「環境・燃費」「安全・安心」「快適」をキーワードに防振・ホース・ウレタン事業に次ぐ自動車新製品開発を加速させていく。
■品質保証体制の整備
さらに品質保証統括本部のもとで高いレベルの品質保証体制の構築を進めている。7月1日付で自動車品質保証統括部内に「グローバル品質連携部」「防振ゴム品質保証部」「自動車用ホース品質保証部」「ウレタン品質保証部」を新設し、事業部間・地域間の品質保証の差をなくすことに注力している。
■自動車産業の環境変化
電気自動車が普及してくると防振ゴムや自動車用ホースが使われなくなるのではないかという懸念がある。電動化によって、一部のパーツは減るだろうが、まったくなくなるわけではない。振動は道路からのものやエンジンの揺れからくるものが半分から4割を占めるが、エンジンがなくなっても風切り音などのロードノイズを吸収するような、より高度な製品が必要になってくる。
1つの成功例として、トヨタの燃料電池自動車にFCスタック向けのゴム製シール部材を納入しているが、今後も次世代の環境車をターゲットに製品開発を行っていく方針である。
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