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従来品より約17%軽量を実現

ミズノ、ワークシューズの最軽量モデルを発売

工業用品 2025-01-22

 ミズノは、同社のワークシューズ史上最軽量モデル「オールマイティLL 11L」を1月20日に発売した。ミズノワーク品を取り扱う全国の作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインなどで販売している。


ワークシューズの最軽量モデル「オールマイティLL 11L」



 足の負担軽減に繋がるワークシューズの軽さは、長きにわたり求められる機能の一つとされてきたが、安全性との両立が課題だった。新製品は安全性を確保するために、耐滑性や耐久性などの機能は維持しつつ、シューズを構成するパーツ数を削減。従来の硬質樹脂先芯よりも軽い先芯を採用することで軽量化を図った。さらに、ミッドソールを薄くし、ラバーの領域も最小限に抑えたアウトソールを採用するなど、設計パターンや素材の見直しを実施。その結果、同社従来品(オールマイティ LSⅡ 11L)より約17%軽い、26.0cm片方で約295gというランニングシューズのような軽さを実現した。

 また、アッパー部のメッシュ比率を高くすることで蒸れにくい設計にしているほか、踵部のクッション性を高めるセル構造を搭載したミッドソールを採用するなど、履き心地も追求している。

 カラーはスノーホワイト×ブルー、ディープネイビー×ゴールド、テッド×ゴールドの3種に、ミズノ公式オンライン限定カラーのオレンジ×シルバー、ブラック×シルバーの2種を加えた計5種、サイズは前2種が22.5~28.0、29.0㎝(EEE)、後3種が24.5~28.0、29.0㎝(EEE)。価格はオープン(ミズノ公式オンライン販売価格1万1,880円)となっている。

 新製品の販売目標は、発売から1年間で3万足を計画している。

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