ミズノ、ワークシューズの新製品を発売

　ミズノは、足型がEEEEサイズの甲高・幅広のワーカーに向けたワークシューズ「オールマイティ LSⅡ 51L WIDE BOA」を、10月20日に発売した。ミズノワーク品を取り扱う作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンライン等で展開している。

　ワークシューズでは、足型が甲高・幅広のユーザーが、横幅の窮屈さを避けようと本体サイズより大きいシューズを履くと、つま先にできる余分なスペースによりシューズのフィット感を欠いてしまことが課題となっている。同社では、足にフィットするシューズの着用が快適性向上に加え、安全性向上に繋がると考え、新製品の開発に至った。

　新製品はEEEEサイズに対応した幅広専用の新ソールや、フィット感を高めるためのBOAフィットシステム「L6ダイヤル」を採用することで、課題解決を図っている。サイズについては、JIS規格では男性用シューズ26.0㎝のEEEEサイズの足囲は同EEEサイズの足囲と比べ6ミリ大きく定められているが、新ソールでは足囲を6ミリ以上大きくすることで、より甲高・幅広に対応し窮屈感を緩和している。

　BOAフィットシステムは、靴紐の代わりとなるステンレス鋼ワイヤーレースと、レースを巻き取り、締め上げるためのダイヤルで構成され、素早く精密にミリ単位でのフィット感調節が可能となる。今回採用のL6ダイヤルは耐久性に優れ、予期せぬ誤開放のリスクを抑えたモデル。操作はダイヤルを押し込んで回すとフィット感を調節でき、ダイヤルを引っ張り上げると緩めることができる。タイヤル周りには、作業現場の破損防止を目的に衝撃緩和プロテクターを採用している。

　これらの新機能搭載により、甲高・幅広のワーカーにも高いフィット感を追求した製品となっている。

　販売価格はオープン（ミズノ公式オンライン販売価格は1万4,080円）で、サイズは24.5～28.0、29.0㎝（EEEE）。カラーはホワイト×ブルー、ブラック×ゴールド、ネイビー×ライムイエローの3種類を用意。同社では、1年間で2万4,000足の販売を目標にしている。