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増販効果、欧州立ち上げ費用の減少で増益

豊田合成17年3月期、自動車部品事業は減収増益

工業用品 2017-05-15

 豊田合成が4月28日に発表した17年3月期業績は、売上高が7,556億100万円で前期比3.4%減、営業利益が406億7,500万円で同5.0%減、経常利益が390億700万円で同6.0%減、当期純利益が162億3,300万円で同19.9%減となった。

 事業別では、自動車部品事業は売上高が7,370億4,900万円で同1.3%減、営業利益が462億5,600万円で同7.5%増。主に為替の影響などにより減収となったが、利益は増販効果や欧州における立ち上げ費用の減少に加え、グローバルで合理化に取り組んだことで増益となった。

 オプトエレクトロニクス事業は、売上高が185億5,400万円で同46.7%減、営業損失が55億8,000万円(前期は2億2,100万円の損失)。バックライト向けおよび照明向けLED製品の販売減少などにより減収減益となった。

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