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3年連続で

住友理工、「ハタラクエール2024」で福利厚生推進法人に認証

工業用品 2024-03-27

 住友理工は、福利厚生の充実・活用に力を入れている法人を表彰する「ハタラクエール 2024」において、「福利厚生推進法人」に3年連続で認証された。

 「ハタラクエール」は、福利厚生サービス提供企業などが運営する福利厚生表彰・認証制度実行委員会が、働く人を応援する福利厚生を提供し、福利厚生の充実や活用に意欲のある法人を表彰・認証する制度。

 同社では、人事部門の重点取り組み項目として、従業員の「エンゲージメント向上」を掲げている。福利厚生は、従業員に対する住宅関連補助、健康医療の推進、育児・介護サポート、慶弔・災害補償、ライフスタイル支援など、従業員のエンゲージメント向上に繋がる重要な施策となっている。昨今、従業員の価値観は多様化してきており、さまざまなニーズに応える柔軟な制度運営が求められている。同社では従業員のエンゲージメント向上に繋がる福利厚生のさらなる充実に注力していく。

 ■同社の福利厚生制度の特長
 ①育児支援制度の充実=小牧本社・製作所(愛知県小牧市)敷地内に事業所内託児所「コアラぽっけ」を設置。会社稼働日に合わせて祝日も営業し、開所時間は午後8時30分までとするなど、出産・育児に対する職場環境づくりを積極的に推進。また、育児休業制度のほか、性別に関わらず育児に積極参加することを目的とした「育児奨励休暇(1歳未満の子を持つ従業員に5日間の特別有給休暇を付与)」や、小学6年生までの子を養育する従業員を対象とした「短時間勤務・短時間フレックス勤務制度」といった、仕事と育児の両立支援制度も積極的に導入している。

 ②相互扶助の推進=共済ならびに定年退職者の医療給付に関する事業を目的とした共済会を組織・運営している。各種慶弔に関する給付、疾病治療時の休職者に関する給付などを行っている。

 ③多様なライフスタイルへの対応=従来の福利厚生制度を改廃し、2023年4月からカフェテリアプラン制度を導入した。導入初年度では、カフェテリア制度の理解度向上のために、同制度に特化した発行物の制作やより活用しやすい制度とすべく、従業員アンケートなどを行った。2024年度には、アンケートの声をもとにカフェテリアメニューを一部拡充する。今後も年齢・性別・勤続年数・役職などに関わらず、従業員がライフスタイルに合ったサービスを受けることができるよう改良を継続していく。

 ④金融リテラシーの向上=従業員の金融リテラシー向上のための活動を継続して実施。2023年度には資産形成に関する意識調査アンケートを実施し、アンケート結果を踏まえた情報発行物の制作を開始した。また、確定拠出年金に関する知識向上を目的とした動画のWeb配信や対面型のセミナーも実施。今後も従業員のニーズに応じた資産形成に資する活動を継続していく。

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