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【インタビュー】タイガースポリマー社長渡辺健太郎氏

中国に車部品事業部

工業用品 2016-07-11


 タイガースポリマーの渡辺健太郎社長に前期(16年3月期)の連結業績の概況および今期の業績見通し、今後の経営方針などを聞いた。渡辺社長は「前期は減収、経常減益となったので、今期は危機感をもち、収益マインドを高めるために社内の引き締めを行っていく」と、概略次のように話す。

 ■前期の業績概要
 16年3月期は売上高が減収、営業利益は過去最高を更新したが、為替が円高に振れたことで経常減益となった。売上高営業利益率は6.4%(15年3月期は5.8%)となり、純資産も増えるなど、中身はそれほど悪くなかった。

 全地域で現地通貨ベースでは売上高が減少したことが響いたが、原価低減効果などにより、営業利益は25億円を維持した。

 ■前期の地域別概況
 日本は自動車部品の売上高が減少したが、産業用ホースとゴムシートは増加。米州は米国の自動車部品は増収となったが、産業用ホースが減収に。メキシコは日系自動車メーカーが国内生産回帰を強めた影響で発注量が減り、減収となったが、経費削減により増益となった。

 東南アジアはマレーシア、タイとも現地通貨ベースで減収となったが、経費削減などにより増益となった。中国は減収減益だった。

 ■海外売上高比率
 前期は円高の影響で49.5%となり、再び50%を切った。新興国の通貨安により、円換算で売上高が減少したのが響いた。今期は1ドル=110円(前期は120円)と予想し、円高・ドル安の進行で海外売上高比率は48%を見込んでいる。

 ■配当性向
 中間7円、期末7円の計14円で、15年3月期と変更はない。配当性向は25%を目指しているが、前期は15.0%と低かった。今期は20.0%を見込んでいる。

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