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植物性ポリエチレン素材を使用

ミドリ安全 、エコマーク取得の耐切創性手袋を発売

工業用品 2022-09-16

 ミドリ安全は、業界初となるエコマークを取得した耐切創性手袋「カットガードV」シリーズを、8月22日から販売している。

シリーズの基本タイプ「カットガード130V」



 同社ではSDGsの一環として、販売量の多い耐切創手袋の環境対策を進めることが最も温室効果ガス削減効果が大きいと考え、環境に配慮した素材の再選定と製品改良に着手。素材メーカーであるGSIクレオス社協力のもと、サトウキビ由来の植物性ポリエチレンを使った製品として量産体制を確立した。

 欧州の耐切創試験(EN388)をクリアするなど強度は従来品と同レベルを維持しつつ、コスト面でも従来品と変わらない価格を実現し、環境性とコストの両立を図ることに成功した。今後は同シリーズだけでなく、他の手袋に関しても順次、環境性に優れた原料へ切り替えていく予定。

 耐切創性手袋は、主に金属板やガラス、刃物などを扱う製造現場などで利用されており、労災事故の4分の1を占めるとされる手指の怪我を未然に防ぐための重要な保護具となっている。近年では工場などの安全強化の動きからニーズが急拡大しており、同社の手袋ラインアップの中で最も販売量が伸びている商品カテゴリーのひとつとなっている。

 その一方で、安全性のために2~3日で新しいものへと交換される耐切創性手袋は、大量の廃棄物が問題とされている。これを全て植物性ポリエチレンに置き換えると、ライフサイクル全体で50%のCO2削減に繋がる。仮にポリエチレン1トン分(約2万5,000双の手袋に相当)を置き換えたとすると、2.2トン分のCO2を削減することができる。この量はガソリン車で本州1週分(約7,900キロ)を走った際にでるCO2の量とほぼ同様だという。

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