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清掃現場での針刺し事故などの防止に貢献

ミドリ安全、インスリン針が突き刺さりにくい耐突刺手袋を発売

工業用品 2019-10-03

 ミドリ安全は10月1日から、ポルテ社が開発・製造したインスリン針が突き刺さりにくい耐突刺手袋「インスリンガード」および「SUS-K(サスケ)グリップ」の販売を各種通販サイト等で開始した。サイズはインスリンガードがM/Lサイズ、サスケグリップはLサイズで、価格は両製品ともオープン価格。

「インスリンガード」


 近年、患者自らが家庭や外出先でインスリンを投与するケースが増える一方で、インスリン注射針の不法投棄が社会問題となっている。特にビルメンテナンスや清掃業務の現場では、不法投棄されたインスリン針を清掃作業者が誤って掴んでしまい、手を指してしまうなどの針刺し事故が起こっている。

 「インスリンガード」および「サスケグリップ」は、 清掃時などにインスリン針から手を守る耐突刺手袋。最も針刺し事故の多い指先部分には、“ステンレスガードエリア”として極薄ステンレスを施されているのが特徴。針の侵入を防ぎ、誤ってインスリン針を掴んでも、手に刺さりにくくなっている。 特許取得の特殊構造で、指が曲げやすく作業性にも優れている。

「サスケグリップ」


 さらにサスケグリップには、手のひら部分にも厚手ステンレスが施されており、 耐突刺レベルで最高のレベル5(ANSI PUNCTURE LEVEL5)をクリア。清掃作業だけでなく、高圧ウォータージェットの水圧から手を守るためにも使うことが可能だ。

 同社は清掃現場での針刺し事故や感染事故を少しでも防ぐため、清掃時での耐突刺手袋の使用を推奨している。

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