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自動車のEV化は追い風か

朝日ラバーのASA COLOR LED、「どんな色でも実現可能」

会員限定 工業用品 2022-07-11

 朝日ラバー(埼玉県さいたま市)のASA COLOR LEDは、発売から19年で約23億個を売り上げた、同社を代表する製品だ。用途は主に車内照明で、これまでに自動車メーカー19社、150車種以上に採用された。「カタログでは1万色以上を実現可能と記載しているが、実際にはどんな色でも出せる」(久保田敬之管理本部副本部長兼経営企画部長)というASA COLOR LEDには、同社が長年培ってきた知見や技術が詰まっている。

ASA COLOR LED


 ASA COLOR LEDは青色LEDに、蛍光体を混ぜたシリコーンゴム製のキャップを被せることで、均質かつ多彩な発光を実現する。どのような色も実現可能で、ほぼ100%が自動車の内部装飾に使用されている。その実現可能な色の多さと発光色の持続性により、光による車内の統一感を望む顧客から支持が高い。

 開発のきっかけとなったのは、

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