2022 年3月期第1四半期業績
住友理工、自動車用品、一般産業用品とも増収増益
工業用品 2021-08-02
住友理工の2022年3月期第1四半期(2021年4~6月)業績(IFRS)は、売上高が1,097億8,600万円で前年同期比67.9%増、事業利益が27億1,300万円(前年同期は80億4,300万円の損失)、純利益が17億3,400万円(同73億8,100万円の損失)となった。
セグメント別にみると、自動車用品は売上高が947億円で同78.6%増、事業利益が14億円(同82億円の損失)。
日本、米州、欧州は、半導体不足による自動車の減産影響を受けたものの、前年同期における経済活動の制限や生産調整などによる影響からの反動により、生産台数が増加したことで増収。
アジアは、中国は一部で半導体供給不足による減産影響を受けたものの、全体としては販売が好調に推移したことならびに為替換算によるプラス影響もあり増収。タイは新型コロナウイルス感染症拡大の影響が見られたものの、輸出向けを中心に生産台数が増加したことで増収。その結果、アジア全体でも増収となった。
自動車用品の事業利益については、北米、中国を中心にグローバルで原材料高騰の影響があったものの、各地域での増収により、黒字転換を果たした。
一般産業用品は売上高が 151億円で同21.9%増、事業利益が13億円で同8.9倍。
化成品事業は、経済活動の回復などに伴って、プリンターの需要も緩やかに回復し、増収。
産業用ホース事業は、各国の経済活動の回復により、住宅・インフラへの投資が活発となったため、日本は輸出向けを中心に需要が増加したことで増収。中国は前期にインフラ投資などが旺盛だった影響からの反動減が一部で見られたものの、全体としては販売が好調の推移し増収となった。
一般産業用品の事業利益は、全ての事業部門で増益となった。
2022年3月期通期業績予想は、売上高4,450億円で前期比11.8%増、事業利益135億円で同71.7%増、純利益35億円(前期は49億5,700万円の損失)を見込んでいる。
-
テーマは<企業が持続的に成長...
住友理工、「第9回SDGs学生小論文アワード」by 住友理工
工業用品 2023-03-29
-
動物実験代替ツール
住友理工、ギンレイラボと生体模倣システムを共同開発
工業用品 2023-03-28
-
在名古屋トルコ共和国総領事館...
住友理工、トルコ・シリア大地震に義援金
工業用品 2023-03-23
-
7年連続
住友理工、健康経営優良法人に認定
工業用品 2023-03-14
-
【人事】
住友理工(3月1日)
人事 2023-03-02
-
2023年3月期第3四半期業績
住友理工、自動車用品は大幅増収、利益は黒字転換
決算 2023-02-01
-
【人事】
住友理工(2月1日)
人事 2023-02-01
-
社会課題解決に向けて新規事業...
住友理工、細胞農業オープンイノベーションプラットフォームに参
工業用品 2023-02-01
-
需要に応じ再編した拠点を着実...
新年トップインタビュー/住友理工社長 清水和志氏
インタビュー 2023-01-16